オープン・カフェードイツ風ニョッキを作りました!

【ドイツ風ニョッキの夏野菜ソースがけ つけあわせのサラダとNさんの手作り厚揚げに鶏挽き肉を入れた一品 Mさんの手作りふきの煮物】


 昨日のオープン・カフェではみんなでドイツ風ニョッキの夏野菜ソースがけ、を作りました。
私がドイツ留学中、「コレギウム・エキュメニクム」という教会が運営している寮にいたのですが
ドイツ人学生と外国人学生が半々。女性と男性も半々。神学専攻とその他の専攻の学生も半々という
構成でした。
フロアごとに共同の台所があって、いつも誰かが料理をしています。そしてそこでは、しょっちゅう持ち寄りパーテイーを開いていました。

そんな中で、ドイツ人の学生ヨハネスに教わったニョッキを、今回は作りました。
彼は調理師学校の教師になる過程を専攻。しょっちゅう、おいしいものを作って
私達にふるまってくれました。お返しに、私も日本食をごちそうしていました。
当時は、すしがブームになっていましたから、「寿司職人の皆様、ごめんなさい」
と心のなかで言いながら、お寿司を作ってはごちそうしていました。

さて、今回のレシピを紹介します。

1.じゃがいむを皮ごと蒸して、皮をむき、つぶしてふるった小麦粉と溶き卵を混ぜて
耳たぶくらいの柔らかさに練ります。
2.それを棒状にのばして、包丁で7,8ミリに切り手でコイン状にまるめ、フォークで表面に模様をつけます。
3.沸騰したお湯にニョッキを入れて、浮き上がってきたら、お湯から取り出します。

夏野菜のソースは、人参、玉ねぎ、アスパラガス、ズッキーニ、今回は鶏ささみを使いましたが
ハムやベーコン、ソーセージでもOK。食べやすく刻み、にんにくとオリーブオールで炒め、最後に
生クリーム、塩、ハーブ(今回はローズマリー)で仕上げます。

ソースは、何でもよいのです。定番のミートソースでも美味しいです。

出来上がりは、じゃがいもの甘さがほんのりと効いて、夏野菜の旨味がからまったおいしい一品となりました。

みんなで作って、みんなで食べる。
あたりまえのことですが、なんて豊かな時間なのだろうと思いました。

心のこもった栄養のバランスのあるものを、みんなで分かち合う。
食を分かち合うとは、心を分かち合うことです。

これは人間の基本の営みではないでしょうか。
でも、このあたりまえのことが成立してなくなっている人が
この日本でも大勢いることを思います。

一人ぐらしの皆さん、贅沢なものでなくていいからこころをこめて料理をして
「食」の時間をゆっくり取ってみませんか。
心と体が養われると、明日への活力も湧いてきます。

料理の仕方がわからないという方ー「まぶねランチのレシピ集」(100円)をお分けしています。

皆さん、身近な人と是非、ゆっくり「食」を分かち合う時間を持ちませんか。

まぶね教会のオープンカフェは第3火曜日の10時ー15時。
いつでも、お待ちしています。