東日本大震災を覚える祈り

3月11日に一番近い日曜日の3月9日。
まぶね教会では、「3・11東日本大震災祈念礼拝」を共に守りました。

詩篇46
「神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。
 苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。
 わたしたちは決して恐れない
 地が姿を変え
 山々が揺らいで海の中に移るとも
 海の水が騒ぎ、湧き返り
 その高ぶるさまに山々が震えるとも」

を司会者が読み、次の祈りを唱えました。

      <東日本大震災を覚える祈り>
司 会:主よ、2011年3月11日東日本大震災を覚えて祈ります。
    津波や地震によって亡くなった方々、行方不明の方々の魂が、
    あなたの御元で安らかに憩うことができますように。
会 衆: 主よ、私達の祈りを聞き入れてください。
司 会: 津波や地震で一瞬のうちに、家族や友人、大切な人々、
      家や財産、土地を失った方々の心の痛みと悲しみ、喪失感に、
      どうぞあなたが寄り添ってくださいますように。                           
会 衆:主よ、私達の祈りを聞き入れてください。
司 会: 仮設住宅や避難先で暮らしている人々の心身の健康が守られますように。
      そして地域の復興への希望を灯し続けることができますように。
会 衆:主よ、私達の祈りを聞き入れてください。
司 会:原発事故によって避難を余儀なくされた人々、福島で放射能に不安を覚えながら
     暮らしている人々を、特に子どもたちをお守りください。
会 衆:主よ、私達の祈りを聞き入れてください。
司 会:この大震災によって露わになった日本社会の不正義、格差、脆弱な姿を、   
     私達は目をそむけることなく見据えることができますように。
     そしてあなたの愛と平和が、この社会に実現するよう働くことができますように。
     特に被災した方々の尊厳が、大切にされる社会となりますように。
合 同:主よ、わたしたちをあなたの平和の道具としてください。
主イエスの御名によって祈ります。アーメン。