まぶね日誌「夢の段ボールハウス」


今年のCS夏のお楽しみ会は、「教会―私たちの家」というテーマで、

段ボールハウスを作りました。「家ってわたしたちにとってなんでしょう?家でやることを教えてください」と開会礼拝のお話でこどもたちに聞きました。するとたくさんの答えが返ってきました。「ご飯を食べる」「眠る」「おトイレにいく」「お風呂に入る」「家族と話をする」そう、私たちは家で、ご飯食べる(栄養を取る)、眠る(睡眠をとる)と、家族で話をする(親睦、交流)等、心身を安らがせ、わたしたちの根っこを養います。そのような場所として家はあります。そして、教会はわたしたちが神様の出会う場所、安心してくつろげるところ、神様との出会いの中で、私たちは安らいで、そして根っこを養ってゆく場所だということを開会礼拝で、まずお話しました。「まぶね」の意味もお話しました。この世では家のない人、安らげない人もたくさんいるけれど、イエス様はそんな人たちの友になるために「まぶね」に生まれてきました、まぶね教会の名前はそこから来ているんだよ、とお話しました。参加者は、一番大きいのは小4のR君、小1のRちゃん、Eちゃん、Hちゃん、5歳のMちゃん。お話の後半は、もうむずむずして、早く段ボールハウスを作りたーい、という感じでしたね。

いつも来ている小4のMちゃんのお母様M・Mさんは車椅子を制作する工房を持っています。彼女が段ボールハウス・椅子の作り方を、前日に私に指導してくださいました。そして、詳しい説明書きも渡してくれたので、それに従ってみんなで相談しながら、家を組み立てました。段ボールの椅子はとてもしっかりしていて、いざ災害で避難した時には、とても役に立つと思いました。R君は、椅子を太鼓に見立てて演奏してくれたり、ガムテープの的に紙玉を当てるゲームを椅子の側面に作ったりすごいアイデアマンでした。R君がリーダーシップを取ってくれて、また私の指示通りに段ボールをどんどん切ってくれました。それから、他のこどもたちが、段ボールをテープでつなげたり、壁に思い思いの絵を描いて飾りつけをしました。外だけではなく、中にも細かい絵がたくさんあります。こどもたちの想像力の豊かさと、一緒に作り上げてゆく集中力に脱帽しました。作り終わってからは、家の中をでたりはいったりしての鬼ごっご。いつまでも歓声があがって、こどもはエネルギーの塊だなーと改めて思い知らされました。全身全霊で遊びまわったこどもたち。きっといい夏の思い出になったと思います。バーベキューから小2のSちゃんと4歳のEくんが参加しました。夢の段ボールハウス、こどもたちの夏の一日の思い出として、ぴかぴか輝いて建っています。