「セボノさん来日費用」募金のお願い


まぶね教会は2010年から5年間、「神学生(セボノさん)の奨学金支援」を行ってきました。
セボノさんが、今年8月29日から9月26日まで、個人的に来日される予定です。
アジア学院から依頼された業務のためではありません。

奨学金を支援していた5年間、彼女から神学校時代の活動報告(写真、手紙等)を受け取り、
我々もその活動報告と会計報告を教会員に行ってきました。
彼女は、まぶね教会に来て感謝のお礼を述べたいと願っており、
私達も彼女の成長した姿を直に会って見たいと思っています。

今来日で、彼女が若い感性で学びとったものを今後の活動に生かされることを願っています。
牧師と相談の上、「今回の来日費用の一部」を募ることにしました。
皆さまのご支援、ご協力をお願いいたします。

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名義人:宗教法人 日本基督教団まぶね教会
口座番号:00130-5-97787
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<セボノさんのこと>


まぶね教会は、アジア学院から留学生を招いて、
「礼拝説教と交わりのひと時」を持っています。

2010年10月、インド北部山岳地方のナガランド出身の女性
「アチボさん」に来て頂き、その交流会で現地のお話を聞く機会がありました。

彼女の村は、約150年前、イギリス統治下、村の多くの方々がキリスト教に入信しました。

アチボさんはタイの神学校を卒業後、地元で活動し、
2010年度のアジア学院留学生の一人になり来日しました。


交流会で、「貧しい中、少ないものでも分かち合い、あとは神様に信頼してゆく」という
アチボさんたちナガランドのキリスト者の信仰の姿に私たちは深い感銘を受けました。

交流会後、牧師との面談で、アチボさんが5人の姪御さん、甥御さんの学費を出していること、
そのうちの二人は学業を終えて、あと3人が残っているというお話を聞きました。

アチボさんお一人で、大変な経済的な負担を負っていることを知り、
そのうちに一人でも教会として支援できないだろうか、というアイデアが浮かびました。
それは、アジアのキリスト者から私たちがより近しく学ぶ機会にもなるはずと思いました。

そこで、アチボさんと連絡をとり承諾をいただき、支援する方を姪のセボノさんと決め、
奨学金(年15万円、5年間)をまぶね教会有志で支援できないかと役員会で話し合いました。

そして2010年11月「セボノさんを支援する会」を立ち上げ、任意の献金を教会員の皆様に呼びかけました。
その結果、39名の方々から賛同があり、5年間の支援を続けることが出来ました。
支援金だけでなく、その間、セボノ通信を7回発行し、交流を続けました。

彼女は、途中病気で入院された時期もありましたが、2015年、多くの友人に恵まれ、
タイのバブテスト神学校を卒業しました。

セボノさんは卒業直後、2015年4月に起きたネパール大震災の復興支援活動に参加されました。
現在、地元ナガランドにある教会で青年担当責任者として3年間働くことになっています。

音楽を生かした教会活動にも取り組んでいます。
まぶね教会は、節食ランチの収益をアジア学院に献金していますし、その活動を支援しています。

加えて、今回、セボノさんと直に交わり親しくなり、彼女のさらなる信仰活動が神に支えられるように、
祈り続けてゆきたいと願っています。


2017年5月28日募金責任者:立原敬一、石井智恵美