4月の言葉ー「あなたは私の愛する子」(マルコ1・11)

 この言葉は、イエス・キリストがヨルダン川で、ヨハネから水の洗礼(入信儀式)を受けた時に、天から神の声がした、と言われている、その言葉です。神様は、この世界を造られた時に「すべて良かった」と、祝福の言葉を述べています。その根源的な祝福と、「あなたはわたしの愛する子」という言葉は、つながっています。もちろん、これは身と心を清めてすべてを神と人に捧げる決意をし、洗礼を受けたイエスへの祝福の言葉です。でも、神はすべての人に、この祝福の言葉をかけているのです。なぜなら、神様の愛は、条件つきの愛ではないからです。成績がよかったら、立派な業績をあげたら、愛してもらえるのではないのです。あなたのありのままを神様は愛してくださる。そのことを伝えるために、イエスはこの世にやって来ました。ありのままのあなたで、十分に愛され、祝福されている。だから、今、周囲の人々に心を開き、愛し愛され平和を造り出そうと、呼びかけておられます。

【まぶね教会の花壇。春の花が次々に開いて目を楽しませてくれています。Tさんが心をこめて手入れしてくれています】